獅子ヶ城 | 日本の城写真集

獅子ヶ城 | 日本の城写真集

獅子ヶ城

肥前国佐賀県 / 収録写真枚数:68枚

獅子ヶ城は治承~文治年間(1177~1190)に松浦党の源披(みなもとの ひらく)が築いたのが始まりである。披の子・持(たもつ)が平戸に拠点を移したため、廃城になったと言われる。その後、当地は波多氏の支配下に入るが、佐賀の龍造寺氏が勢力を伸ばすと獅子ヶ城付近が波多氏と龍造寺氏の勢力の接点となり、天文14年(1545)に波多氏は獅子ヶ城に鶴田前(すすむ)を入れて境界を固めた。文禄二年(1593)に波多氏が改易となる頃に鶴田氏は獅子ヶ城を退去したため廃城となった。
波多氏の後に寺沢氏が当地に封じられると、獅子ヶ城を石垣造りの城に造り替えた。その後江戸時代の一国一城令で廃城になった。
城は四方が絶壁で切り立った要害に位置し、現在でも城には寺沢氏時代の石垣が残る。

治承~文治年間(1177~1190)に松浦党の源披が築いたのが始まりである。披の子・持が平戸に拠点を移したため、廃城になったと言われる。その後、当地を支配した波多氏は城を整備し鶴田前を入れて龍造寺氏との境界を固めた。波多氏の後に寺沢氏が当地に封じられると、獅子ヶ城を石垣造りの城に造り替えた。

(2016/2/29 作成)

獅子ヶ城付近の地図

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